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非破壊試験事業|NON DESTRUCTIVE

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非破壊による根入れ長測定のご紹介

 昨今ガードレールなど防護柵の支柱の長さが設計よりも短い施工不良が相次いで見つかっている。 十数件の工事で計約600本もの支柱を切断して設置していた施工者もあった。 地下埋設物などに当たるのを避けるために、監督職員との協議をせずに不適切な施工をしていた等、 さまざまな問題を抱えていることが明らかになっている。

防護柵設置工の施工における出来高確保対策について

 2010年3月国土交通省ではこれまで義務付けていたビデオ撮影方式を改め、 非破壊による試験を基本とするよう通知が出されました。
国土交通省通達 国官技第337号(H22.3.31) 『防護柵設置工の施工における出来形確保対策について』

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測定機器:NST-2 Type CE 国土交通省 新技術提供システム[NETIS]登録済みNESIT登録番号:KT-060039-A

非破壊による根入れ長の測定とは

 非破壊による根入れ長の測定とは、測定装置(NST-2)を使って、ガードレール支柱などの根入れ長を測定することです。

  • 支柱を引き抜くことなく根入れ深さが測定できる。
  • 支柱の塗装をはがすことなく測定が可能。
  • いつでも根入れ長の確認ができるため、現場での品質確保へのインセンティブが高まる。

測定対象

防護柵で一般的な鋼管性パイプの長さを測定します。

  • ガードレール支柱の根入れ深さ
  • 防護柵支柱などの根入れ深さ
  • 道路標識柱などの根入れ深さ

測定原理

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測定機器の原理

根入れ長測定は、超音波を使っている。超音波とは人間の耳には聞こえない高い振動数をもつ弾性振動波(音波)のことである。超音波には、縦波(P波)、横波(S波)などがあるが、根入れ長測定では、横波の一種である表面SH波を使用する。
  1. 生データ測定原理
    根入れ長測定は、センサから超音波振動を発し、その振動が端面で反射し再びセンサに戻ってくるまでの時間(T)を計測する。
  2. 音速の設定原理
    正しい音速(V)=設定してある音速×実際の距離÷測定長
    例(正しい音速(V)=3230×680÷699)

使用方法

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