道路のアンダーパス部などの冠水の恐れのある危険個所において、冠水検知センサを設置しリアルタイムに冠水を検知し発報を行うシステムです。設置されたセンサが冠水を検知すると、電光表示板により道路利用者等へ危険を告知するとともに、道路管理者へ警報メール通報、警報電話通報(オプション)により冠水水位が基準値を超過したことを迅速に伝達いたします。異常降雨時(ゲリラ豪雨)の初動支援を行うことにより、街の安心・安全が確保できます。また、当社製品の遠隔監視カメラシステム「かんしくん」と組み合わせることで、遠隔地にいながら冠水や現地状況を延滞なく知ることができます。
主局と副局間の通信は標準で無線通信を採用しています(有線制御も可能)。電光板の制御信号を無線伝送することで制御線の道路横断を行う必要がなく、埋設工事費や配管工事費を抑え、施工時の交通規制も不要。無線通信が途絶した場合には管理者へ通報を行う死活確認機能付。
「かんちくん」で採用されている無線装置では、ユーザーは免許不要ですので、そのままご利用いただけます。標準で採用されている規格は、見通し約500m程度となっています。さらに長距離の通信が必要な場合は他の無線装置をご利用いただけます。
遠隔観測情報配信システム「かんそくん」や遠隔監視システム「かんしくん」と組み合わせることで、低コストで高効率な警報システムを構築できます。